COIとは、外部との経済的な利益関係等によって、公的研究で必要とされる公正かつ適正な判断が損なわれる、又は損なわれるのではないかと第三者から懸念が表明されかねない事態をいいます。公正かつ適正な判断が妨げられた状態としては、データの改ざん、特定企業の優遇、研究を中止すべきであるのに継続する等の状態が考えられます(厚生労働科学研究における利益相反(Conflict
of Interest:COI)の管理に関する指針より抜粋)。
COIの開示は、昨今の研究に関する問題もあることから、自身の研究の信憑性を高めるために重要なことであり、研究者自身を守ることにも繋がります。
COIの状態にあることは問題ではなく、COIの状態にあることを開示しないことが問題となります。